WOOD FURNITURE JAPAN AWARD 2016(以下WFJA2016)のフランス展示が、
1月20日(水) 21日(木)にパリで行われました。
誠実な木材を使い、日本の技術で丹念に作り上げた家具を募集対象としたWFJA2016。
応募総数61点の中から選ばれた20選を今回展示していただきました。
KOMAが出品したのは100年杉のcocoda chair。
全ての部材、加工に意味があり、1㎜、1gでも無駄を削ぎ、長時間の快適性、永年の耐久性、取り回しやすい軽量など、
求められる機能を最大限に満たしながら最小限の木材と肉厚で構成し本当のシンプルを追求した椅子です。
杉は100年の歳月をかけて大切に育てられた三重県尾鷲産出の尾鷲杉を使用。
一般的な杉に比べ比重が大きく強度があり、45°の低温乾燥により油分を失わず木材の『ねばり』を保持しています。
無駄を最小限にし、目的を最大限に叶えるため、意匠を凝らし手技を尽くす日本の『削ぎ落としの美』を大切に創りました。
通常のcocoda chairをさらに削ぎ落としたデザインになっています。